実際に見学に来て雰囲気を見たとき、ケアハウスの職員たちがとても仲良さそうに働いていたのが心に残りました。そして利用者さんもイキイキとした表情をしていらしたんです。それがここで働く決め手となりました。

実際に働いてみると、最初に感じた印象のままでしたね！「旭生会」ではやりたいことがあれば、やらせてくれるのがとても魅力です。それは私たち職員だけではなく、利用者さんに対しても同じなんです。利用者さんが「夜釣りがしたい」と言ったら、誓約書を書いていただいた上で許可を出したこともありました。「気をつけていってらっしゃい」とお見送りしました。やりたいことができるから、ここの利用者さんはみんなイキイキしているんだと、最初に抱いた印象が正しかったことを再確認できたのを覚えています。

私はいま支援員として働いていますが、もう少し現場の経験を積んで、生活相談員を目指している最中です。

食事の準備や後片付け、共有部分の掃除、事務処理、来客対応などです。あとは、介護ではない、ちょっとしたお手伝いもします。たとえば、「この絵を飾りたいから手伝って」とか、「スマホの使い方を教えて」とか、そういうお手伝いです。

利用者さんからすると私は孫くらいの年齢なので、そういう意味ではとてもみなさんから可愛がられているなと感じます。みなさん行事をとても楽しみにされていて、行事のときは私も料理を手伝います。職員の中で料理上手な方がいるので、その人を中心に作っていますよ。

人を喜ばせるのが好きな人がこの仕事に向いていると思います。また、料理をふるまう機会が多いので、できれば料理上手だと尚いいかもしれません。ケアハウスには年齢の近い職員がいないので、個人的には年齢が近い人が入ってくれるとうれしいですね。

ここでは、人生の先輩方がたくさんいらっしゃいます。利用者さんと接する中で、「今後こういう人になりたいな」と、人生のお手本にしたくなる方たちにお会いすると、逆に私の方が勉強させてもらっている気持ちになります。

利用者さんから学ぶこともとても多く、それは素直にありがたいと感謝の想いを持ちながら、私も早く経験を積んで、たくさんのことを利用者さんに恩返しできるようがんばっていきたいです。